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なんだかなぁな話


早く忘れたいような、忘れてはいけないような、、
複雑な気持ちになる出来事がありました。
いつかまた考えた時に、今とは違った感情になっているかも
しれないので、ブログに残すことにします。

とっても長いですし、関係者以外の方は読まない方が良いかもです。

シェフには「早く忘れるしかないよ、
もしくはパンダ客よせ事件って笑い話にするか。
そして、あなたは二度と関わらないのがいいよ。」と言われました。

私は、どうにも気持ちの落としどころが見つからないので
お店のブログに書かせて頂きます。


「私は本当に悲しかったです。」


昨年秋の話になります。

遠方から月1回ほどいらしてくれているお客様から
「こっち(そのお客様のお住まいの地域)でイベント出る予定だったんだってね?
行こうと思ってたけど行けなかったんだ」とお声がけを頂きました。

当店は銭函に来てからほぼイベントやマルシェに出なくなっていたので
その時は似たような店名のパン屋さんもあるので
お客様が勘違いされてるのだろうな、程度に思っていたのですが、
たまたまインスタを見ていたらそのイベントに参加されたお店の投稿に
「小樽のパン屋さんも出るみたい」と書かれていたので
「小樽のパン屋さんってどのお店だったんだろう?」と調べたら
なんと当店の名前がバッチリ出ていて。。

ポスターやSNSにも当店の名前が入っていました。

えええ??
うち出たことになってる?
え?当日どうなったの??

血の気が引きました。。。

イベント開催日からしばらく経っていたのですが、
慌ててそのイベントの委員長として記載されていたBさんに電話しました。
「忙しくて現場の担当者にまかせきりでした。大変申し訳ありません。」と言われました。
Bさん曰く、当店に出て欲しいな、と思っていて、
事務的なことは現場の担当者に任せていたので、
そのまま話が進んでしまった。と。

そのまま進むってことあるかしら???


====話は遡り。。====

そのイベントは5年前位に出店したことがあります。
パン業界に進みたいこれからの若い人向けのイベントの中のパンマルシェ、
との事で、趣旨はとても素敵なイベントだと思い、当店も出店を決めました。

郵送で出店依頼が来てから担当者からの連絡がなく、
こちらから連絡して詳細を聞き、
パンを発送してマルシェで販売してもらうという形だったのですが、
開催後もイベントがどうだったのか、等の
連絡もなく、代金が振り込まれるだけで終了し、
そのまま一度も担当者から連絡がありませんでした。

「ずいぶん雑なイベントだな」と感じ、
パンがどう扱われているかわからない印象だったので、
次からは出店はやめようと思っていました。

翌年からコロナ禍に入ったので、
そのイベント自体が開催されていなかったようです。

昨年また出店依頼の書類が送られてきた時にはお断りする予定で
そのままにしていました。
※昨年の書類も返答の締切も参加の可否の表明をする必要の記載も
 ありませんでしたので、出店する人は自分から電話をする、
 出店しない人は連絡しない、のだと思っていました。

この時「出店しません」と連絡しなかったのが悔やまれます。

(今まで当店が参加したイベントの様子ですと、
 まず担当者から電話で出店依頼され、
その後、郵送などで詳細が送られてきます。
 今回のように先に書類がきた場合でも、
大抵担当者から出店依頼のお電話が来ます。)

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「では、どうして当日になって当店が出店しないと判明した時点で
当店に連絡が来なかったのでしょう?」と聞くと、
「おっしゃる通りです、申し訳ありません。」と。

「お客様にとても失礼だし、あり得ないことだと思うので
二度としないで下さい。」と言って電話を切りました。

モヤモヤしましたが、どうすることもできないので、そのままに。

月日は流れ、、、年も開け、6月も過ぎ、

突然そのイベントの代表者というAさんがお店にいらっしゃいました。
私はAさんの存在も知らなかったですし、
半年以上も経っていたので「今ですか?」と。

Aさんの話では、委員長Bさんが当店と知り合いだと言っていたので
まかせっきりだった。
当日はビックリしてパニックでお客様に謝って回っていた。と。

AさんはBさんにまかせっきり、
Bさんは現場にまかせっきり。

まかせっきりパンマルシェ。。。

おそらく、当店の名前がポスター等に乗っていたのも
客寄せに使うなんて大そうなことではなくて
5年前のものをコピペしたのだと思います。

「Bさんとは知り合いではありません。
 そして、、間違いは起こるものですが、
どうして当日当店に連絡がなかったんですか?」と言うと、
「え?!Bさんが連絡したと言っていましたが」と。

Bさん。。。

Aさん「今年もそのイベントが開催されるので、
ご心情的にはあれかもしれませんが今回は私が責任をもって
担当しますので出て頂けると、、」と出店依頼されました。

私にとっては、イベントの代表者Bさんが今になって
いらしたのも残念です。
本当に当日お客様に謝っていたならば、
落ち着いてからでも代表者として当店にも電話を1本してくれても
いいんじゃないかな?って思うのですが、違うのでしょうか。

私が「銭函に来てからは、イベントにほとんど出ていないんです。
自分達の大切なパンをどう扱われるかわからないイベントに
出たくないんです、嫌な思いをたくさんしてきたから。
想いのあるイベントにしか出ないようにしています。」と言ったら、

「私も同じパン好きでパン屋になったので
 お気持ちすごくわかります。」

とおっしゃいました。
同じだったらこんなことは起こりませんし、
謝罪にいらっしゃるのが今でもないと思います。
(正直、やっと忘れていたのに今回また思い出したので心がまた痛いです)

今回の事で、少しでも私の気持ちに寄り添おうと思って頂けるなら
パンフェスの運営方法を今一度見直して頂きたいです。

Bさんともしっかり話し合って欲しいです。

同じことを続けていたら、もっと大変なことが起こります。
お客様の口に入る食べ物を扱っているんです。
そこを本当に理解していますか?

きつい書き方をしてしまいましたが、
何かあってからじゃ遅いんです。

パンを郵送するという事のリスクや、
当日のパンの管理方法などまでしっかり再考して欲しいです。
。。北海道も暑い日が続くようになり、
秋でも常温での販売には適さないパンもあります。


私はもうこのことを忘れたいと思います。
・・本音を言うとパンのイベントに誘われる度に思い出すと思いますが、
極力忘れる努力をします。
もっとパンでワクワクすることや、
お客様を大切にすることに時間を使いたいです。


以上です。

このブログは代表者Aさんに連絡して読んで頂きたいと思っています。

被害者ぶった内容と思われるかもしれませんが、
私の正直な気持ちです。


Aさん、Bさん
このブログを読んで下さったとして、
説明や謝罪は必要ありませんので
ぜひ今後のパンマルシェがお客様の為に
安全で安心できるものであるように運営をお願いします。

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波に乗せて忘れましょーーー

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カトルフィーユ
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