週末、幼なじみと会いました。
お店を見に来てくれた彼女が
「良かったねー、夢が叶って。小学生の頃からパン屋さんになるって
言ってたもんね。」と。
「へ?」
私の記憶の中では、パン屋さんになれたらいいな、と夢見がちに
思い始めたのは高校生の頃のはずでした。
「いやいや、小学生の頃からパン屋さんって言ってたよ。」
そんな頃からパン屋さんって言ってたんですね、私。
自分でもびっくりです。
その頃から考えるとずいぶん遠回りをした気がしますが、
その遠回りがあった分、シェフも私もいろんな経験ができて
いろんな人に出会えて、今のカトルフィーユの形があるのでは、と思います。
遠回りがいいんです、きっと。
今日は、もうすぐパリへ旅行されるというお客様がいらっしゃいました。
おすすめは?と聞かれたので、パリで私たちがお気に入りだったパン屋さんを
紹介しました。(開店前にちょこっとパリへパン旅行へ行っていました。)
おしゃれな町にある小さなパン屋さん。
常連客がマダムからバゲットを受け取って次々と出てくる自然な雰囲気。
私たちが目指すパン屋さんがそこにありました。
これからゆっくり少しでも近づけますように。。。
シェフの一言:あの頃の僕の夢はパイロットでした。
ぱんだの一言:文集には「駄菓子屋さん」って書いてあったのになー。