4月になりました!
やっと雪も溶けてきて春の気配がっ。
今年の冬は長かったよ~(泣)
年明けのブログで2013年は「ちょこっと新しいことにチャレンジしよう!」と
お伝えしておりましたが、カトルフィーユにとって新たなチャレンジが始まりました。
お弟子さんを取ろう!
なんでもかんでも一人でやりたい職人気質のシェフ尚弘ですが、
今までのことを守りつつ新しいことにチャレンジするには
夫婦パン屋では限界がある、と感じることが多々ありました。
そんな事をぼんやり考えていた約1年前、
「接客アルバイトからでいいので」と現れたのがナオキング。
製パンの専門学校も出たわけでもなく、パン屋さんで働いたこともありません。
普通に考えたら小さなパン屋でシェフの右腕となる人材を雇うなら
経験者がいいに決まっています。
でもシェフも私も違う選択をしました。
私たちがパン屋を目指したとき、IT系のサラリーマンだった未経験の尚弘を
受け入れてくれるパン屋さんはなかなかなく、やはり専門学校に入ってから
パン屋さんの門を叩くべきか、と心折れそうになっていた時に
「じゃ、明日から来てみれば」とさらっと言った千葉のパン屋さんがありました。
(そのお店的に来る人来る人すぐ辞めてしまい、
猫の手も借りたいほどの人手不足だったという背景もありましたが(笑))
理由はともかく、入ってしまえばこっちのものです。
そのお店での経験がシェフ尚弘のパン職人としての第一歩となりました。
そのとき受けたご恩を返す時がきたのかもしれない、と思いました。
若い人にチャンスをあげなくちゃ。
そういうわけで、
カトルフィーユ初のお弟子さん「ナオキング」が誕生です。
皆様応援してあげてください。
実は去年、先にもう一人お弟子さん候補がいましたが
弟子入り前の段階でお店を去りました。
残念な気持ちはありましたが、彼の人生において
「諦める」という選択は間違っていなかったと思います。
憧れだけで続けられる仕事ではないのです。
それもチャレンジしなければわからなかったことです。
ナオキングも、もしかしたらこれから他の道を選ぶかも知れません。
でも、やりたいことを見つけて、それに向かってまっすぐ進む姿勢は
いくつになっても忘れてはいけないことだと思います。
周りの人や大人はそれを応援してあげなくては。
シェフの一言:とはいえ僕もまだまだ修行中です。
ぱんだの一言:二人とも「尚」なんです。師弟なおなお