パン屋になるために東京から札幌・円山に引っ越してきて丸8年。
(あ、知らない方のために、、
二人とも北海道が地元です。
シェフは霧の街釧路生まれで、ぱんだは牡蠣の美味しい厚岸生まれ。
高専卒でIT系に就職したので10年東京にいたんです。)
今日も「円山って良い所だなぁ。」と実感しました。
銀行のATMでお金を下ろして、歩いていたら
ピーピーと音が聞こえたので振り向きました。
後ろに並んでいたおばあちゃんが
「あなた、お金忘れてるわよ~!」と。
え、私?
ひゃーー!
私だよ!!!!
諭吉さん達をATMにそのまま残して立ち去ろうとしていたぱんだ。
「すみません!ありがとうございます!」
慌てて諭吉さんピックアップ。
おばあちゃん「間に合ってよかったわねぇ。」
近くにいたおじいちゃん「わっはっは!!」
周りの人「良かった、良かった。」
まっかっかでペコペコぱんだ。
近くのお店で待っていたシェフに報告すると
当然、お説教。ペコペコぱんだ。
最近オーバーワーク気味で。。。って言い訳したってダメです、自分。
思えば、開店当初も通帳と印鑑と現金の入ったバックを
外の自転車の籠に置きっぱなしで2時間も美容室に行ってたり。
→まるまま大丈夫でした。
数年後にもお使い帰りにお財布を落としていたのに
半日気づかなかったり。
→ダメモトで警察に連絡したらまるっと届いてました。
なんと治安がいいんじゃ、円山。ありがとう、円山。
こんなダメぱんだ。。住んでいけるのはここしかないな、と実感。
ありがとう、おばあちゃん、
ありがとう、お財布拾ってくれた方、
小さな幸せがあたなに届きますように。
ご恩返しにまじめにパン屋続けます。
シェフの一言:何しに銀行行ったんだ???
ぱんだの一言:自分が怖い。。