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2019年ありがとうございました!

29日で今年の店舗営業を終え、
本日sioさんの年末sioBOX用パンを納品し、
大掃除をして厨房に「今年もありがとうございました」と
お礼を伝え、2019年のお仕事を終えました。

28、29日はお客様と喋り過ぎて
夕方にはオカマ声になっていたぱんだですが、
たくさんのお客様とお話できて幸せでした。

午後からは工事中の銭函の店舗を見学に。
今日の銭函の海は大荒れで見応えがありました。

2019年はどんな年だったかというと、
開店してからの10年で一番早く過ぎた年に思えます。
今年の漢字は令和の「令」でしたが、
カトルフィーユ的一文字なら「決」です。
決断、決心、決意の「決」。

思えば、開店した2009年のお店の漢字も「決」だったはず。
それまでサラリーマン&OLだった私達が
自営業になるということで、
お店を出すってこんなに自分で決めることが多いんだ、と
驚いたのでした。
10年経って、自分で決めた事には責任を持って行動し仕事することに
なれた今でも、今年は「本当にこれでいいのだろうか」と
ずいぶん悩みました。

でも決めたからには前に進むだけです。

そして、2019年最後のブログの今回ですが、
店長ぱんだ的、重大発表があります。

移転すると決めてからずっと悩みながらも決めた事。

銭函店では「対面販売」をしません。

カトルフィーユと言えば、パンはバゲット、
お店の特徴と言えば、対面販売、、だと思うのですが、
銭函カトルフィーユではお客様がトレーとトングを持ってパンを取る
日本では一般的なパン屋さんのスタイルになります。

理由は色々あるのですが、
きちんとお伝えしておきたいのは、
対面販売が嫌になったわけではないということです。

ただ、これからのカトルフィーユでは、
対面販売は一旦お休みするのも良いかもしれない。と感じたのです。

そのときそのときのお店の状況によって柔軟に変化ができるお店に
なりたかったので実践してみようと思います。
なので、また必要に応じて対面販売に戻る日も来るかと思います。

店長ぱんだはただレジを打つだけか?と言うと
そんなわけがなく、、
私から喋る事を取ったら何も出来なくなる。。ので、、

「おせっかい接客」します!!

「おせっかい」と言うと、
やたらめったら話しかけてくるウザイぱんだおばちゃんに
なってしまいそうですが、そこは接客業が長いので雰囲気で
いろいろ感じ取りますのでご安心を。→ほんとか??

パンを自分だけでゆっくり選びたいお客様にはゆっくり選んで頂いて、
パンのことを聞きたいお客様にはぱんだがとことんお話します!!
スタッフの数は少なくても、お客様の自由度が増すお店になれたらいいなと
思っています。

と言っても何事もスローペースにしか進めないカトルフィーユなので
最初はドタバタでウマくペースをつかめるか分からないのですが、
あと40年あるさ、、と思えばケセラセラです。
見守って頂けると嬉しいです。

長くなりましたが、今年はパン屋を続けることを決意し、
「パンに捧げる我が人生」の覚悟を表明した年でした。

沢山の方から背中を押して頂けました。
本当にありがとうございます。

皆様、良いお年を!
来年もどうぞ宜しくお願い致します。

シェフの一言:zzz zzz zzz
ぱんだの一言:シェフは21時に就寝。ジルベスターコンサートは観ないの?