タイトル:うちも男の子が生まれてたら〇〇タロウってつけたかったな。
最近はお祝いパンのご注文をたくさん頂き、
大変嬉しく思っています。
(口コミでおススメして下さっているお客様、
ありがとうございます!!)
この度、私達にとって大切な子の1歳をお祝いする
パンを作らせて頂きました。
タイトル:素敵なお祝いにうちのパンをご一緒させてくれてありがとう!
元気に育ってね!
パン好きに育ってね!!
また会える日を待ってるよーーー!!
しんたろうくんは、
当店の一番弟子「サカマリちゃん」の赤ちゃんなのです~。
もうね、私達にとっては孫の様に愛おしいのですよ。
さかのぼる事、14年前?、
※※記憶喪失かって位、忘れっぽい店長ぱんだの記憶なので
細かいことは間違っている可能性もあります※※
当店の接客スタッフとしてアルバイトしてくれていたサカマリちゃん。
仕事内容の打合せをしている時に
「アルバイトがんばったら、雇って貰えますか?」と
言ってくれたんです。
「うちのお店に就職したい、と思ってくれるなんて!」と目からウロコ。
パン屋になりたいと夢見て過ごしていた時からずっと
小さな夫婦パン屋として、
製造はシェフ尚弘が一人でして、
店長ぱんだが接客をして、
少しだけアルバイトさんにお手伝いしてもらって、、
というお店のスタイルしか想像してなかった私達。
・フルタイムの製造補助の従業員さんを雇う
という扉がサカマリちゃんの一言で開きました。
サカマリちゃんは、アルバイト時代からまぁお仕事が出来る出来る。
こんなに手が早く動く子見たことないって感じでした。
ただ、、仕事が出来るがゆえに、
「この子の可能性はうちのお店だけじゃもったいない!」と言う気持ちと
シェフ尚弘も東京のパン屋さんで修行していたので、
職人として成長するには北海道を一度出るべきでは、、と考え、
彼女の「カトルフィーユで働きたい」という希望をお断りするという形で
東京のパン屋さんに就職を決めて貰いました。
内心苦しかったなぁ。
そして、数年後、
当店にはこれまたアルバイトを経て就職したい、という
ナオキングというスタッフ(懐かしいなぁ、元気かい?)がいてくれていて、
色々ありながらも、ナオキングが当店を離れるタイミングになった時、
私達の頭に浮かんだのは、サカマリちゃんの顔でした。
ダメ元で「うちで働かない?」と東京のサカマリちゃんに電話。
すると、、
「行きます!」と即返でした。
サカマリーーー!!!!(嬉泣)
あっという間にサカマリちゃん北海道に帰ってきてくれて
カトルフィーユに就職!!!
アルバイト時代の比じゃないくらい、お仕事が出来る子になっておりました。
カトルフィーユの新しい時代が始まった、位の変化が
お店にはありました。
ありがとうね。
そんなサカマリちゃんですが、
今はパン職人ではなく(違うのかいっ!!)、
違う分野のお仕事で頑張っていて、
→まぁ、あっさり辞めちゃって、もったいない気もしますが、
パン職人出来る人はなんでもできると思う、うんうん
帰省や何かのタイミングの都度、
お店に顔を出してくれて、私達を喜ばせてくれました。
結婚して、赤ちゃんが出来て、赤ちゃんが1歳になって、、、
お店長くやっていると、こういう幸せもついてくるのですね。
サカマリちゃんに限らず、
当店に関わってくれた歴代スタッフや、
長く通ってくださったお客様の人生を
お店を離れてからも一緒に分かち合える関係性ができるなんて。
ありがとう、パンの神様。
これからも精進します。
・・こんなことを書いてしみじみしていた本日も
「この子は1歳の時、ここの一升パン背負ったんですよ~」って
来てくれた親子さんがご来店♪ありがたーい!!可愛かったー!!
タイトル:一升パンをモリモリ食べるしんたろー君。あぁ可愛い。
シェフの一言:一升パンは一生作り続けるぞ笑
ぱんだの一言:お祝いパンのおかげで孫(仮)がいっぱい笑