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長谷川家の食卓はシェフが「今日はトラディションだなー」とか
パンが決まってからメニューが決まる事が多いです。
(もちろん冷蔵庫の中身事情にもよりますが)

先日の定休日、「カンパーニュ食べよう」と言われたので
カンパーニュと何がいいかな~と考えて、
久しぶりにビーフシチューにしよう、と決定。

仕込み中のシェフを残して「シチュー煮込むからお先!」と
家に戻りお料理開始。

風味付けにと、シェフの晩酌赤ワインを拝借したり、
あめ色玉ねぎを別炒めで作ったりして、コトコト。

ビー!!!ビビビー!!!!ビー!ビビビー!!

えええええ???
何か鳴ってる!!!!
物凄い大音量で警報音が鳴り出しました。

あ、家だ!我が家の天井の警報機が鳴っている!!!

警報機が鳴るなんて経験は今までなかったのでパニックです。
とりあえず、止めようと思い、イスに登って警報機を見てみたのですが、
どこにもスイッチがなーい!トマラナーイ。
こんな大音量、ご近所迷惑になるー!→警報音とはそういうもの

すると今度は違う場所から
「ピー!ガス漏れです!ピー!ガス漏れです!」

今度はどこー???

インターホンからも警報音が鳴り出した。
焦りながらも「警報音解除」のスイッチを押し、こちらはストップ。

ガス漏れ??
あ、コンロ??
ここで慌ててコンロオフ。

てかガス漏れ???!!!私死んじゃうー!!!→大げさ

とりあえず窓を開けてみました。
寒い!でも死んじゃうよりマシ。

あ、警報音止まった!
やはりガス漏れなんだ、吹きこぼれもしてないのになんで??

窓際の部屋で、空気を確保して落ち着こう。と
ガスの説明書を読みました。
すると、「警報機が鳴ったら、必ず点検が必要なので連絡を」と
書いてあったので連絡。30分後に来てくれることに。

しばらくすると今度は管理会社から電話が。
「警報機鳴りましたけど、お料理してました?」

「はい」

「吹きこぼれました?」

「いいえ」

「アルコール使ってました?」

「アルコール?あ、赤ワインを煮詰めていました。」

「あぁ、それですね。アルコールにもたまに反応するんです。
 みりんとか。」

「じゃぁ、ガス漏れじゃないんですね。
 ガス会社さんがもうすぐ来るんですが」

「じゃ、点検してもらってくださいねー。」終了。

赤ワイン!
フライパンで煮詰めてたんです。
カレーとかに使うときは半分くらいに煮詰めてから使うといいよって
ワイン通のお知り合いに教わっていたので。。

ガス会社さん到着。

「あ、原因これ(赤ワイン入りフライパン)ですね。
 でも一応点検します。」

と、念入りに検査して帰ってくれました。

ガス会社さん曰く、警報機の誤作動で多いそうです。アルコール反応。
皆さん知ってました?
そんな事はまったく知らなかったぱんだは
軽く手足が痺れて、これはガス中毒?とか
思いっきり気のせい星人だった自分が恥ずかしい。。
パニクって緊張していただけでした。

すべてが終わってから帰ってきたシェフ。
美味しそうにビーフシチューをたいらげました。

確かにいつもより美味しい。
お肉がかなり柔らかい。。
ガスを止めてからガス会社さんのOKを貰うまでの1時間半、
鍋の中で保温調理されていて美味しくなったようです。
これぞ怪我の功名??

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タイトル:ニルマーネルさん3周年おめでとう!!もったいなくて食べられません。


シェフの一言:ぱんだが焦って警報機叩き壊さなくて良かったです。
ぱんだの一言:PP=ぱんだパニック
マリサカモトの一言:もう毎日暑いです。