価格調整のお知らせ
いつも当店をご利用頂き、ありがとうございます！
4月5日より、
商品の価格調整を行います。
※－5円～＋20円程度
これまでのお客様のご協力と
様々な角度からの経費削減を試み、
値上げは最小限にしております。
値下げする商品もございます。
パンのクオリティーを守るための選択と
ご理解頂き、今後も変わらぬご愛顧、
ご協力頂けると幸いです。
何卒、宜しくお願い致します。
カトルフィーユ アトリエゼニバコ
長谷川 尚弘・ぱんだ
※※以下、長文です※※
昨年、当店の原価率が過去最高となりました。。
小麦粉もどんどこどんどこ値上がっているのですが、
特に当店が沢山使っている、オリーブオイル、チーズ、チョコの
値上げがとんでもないことになっております。
包装材料も電気代もガス代も値上げのお知らせばかりの昨今です。
ただ、当店の考えは安易にパンを値上げするのではなく、
原価率が高いパンを買えるお店があることは
お客様にとってとても嬉しい事ですので、
【私達パン屋が存続できる範囲で】
出来る限りの努力をしていこうと決意をしています。
値上げをしないのであれば、、と品質は下げません。
むしろ品質上げていきます！
安い油やよくわからない添加物が多用されている
原材料は使いたくありません。
いつだって
「安心して食べられる体に優しいパン」を
作っていきたいのです。
もちろん「美味しいパン」が大前提です。
今回の価格改定は、
効率化の１つとして1円玉と5円玉を使わないようにするためと、
あまりにも価格が上がってしまった原材料費を
ほんの少しだけ補填するためのものです。
※現行のPayPay以外のキャッシュレス決済も
とても悩みましたが、手数料をパンの価格に転嫁するのは
当店の方針と違う、とシェフ尚弘の強い希望で
現状通り現金とPayPayのみのお支払い方法とさせて頂きます。
値上げだけではなく、値下げになる商品もございます。
例）焼きカレーパン－2円、バゲットアンブルドゥミー5円等
値下げできる要因の１つとして、
スタッフの技術の向上です。
当店のパンは、マーガリンやショートニング、
パンに不必要な添加物を使っていないため、
作り方がとても繊細です。
例として、、
北海道のバターは、牛が食べる牧草が夏は生草、
冬は乾燥させた牧草ロールのため（よく牧場にあるでっかいコロンです！）
出来上がるバターが季節によって色も味も柔らかさも違ってきます。
でも美味しいんです。
→これにつきる。
品質が安定していないので、その時の状態に合わせた作り方が
必要になってくるんです。
こうしてこうして、、とただ教えた事をその通りにやっていても
毎日同じ味のパンは焼けないんです。
パン職人としての技術が必要になります。
そのことを理解してくれる製造スタッフが
いつも一生懸命に努力してくれて、
ここ1年で生産性が格段に上がったパンがあるのです。
シェフ尚弘一人ではこんなにたくさんのパンは作れません。
本当にありがたい存在です。
銭函に移転して5年目を迎えようとして
色んな事が起っても「なんとかなるさ」な気持ちで
その時できることを真面目に精一杯やっていきます。
ご不便をかけることも多々あるかもしれませんが、
ご理解とご協力いただき、美味しいパンを作り続けたい当店を
応援して頂けると幸いです。
