先週で2周年イベントを無事終了させて頂きました。
今年は震災という大きな出来事があり
自分達はお店を開けられるだけでありがたい、と心底思う毎日でした。
北海道でさえお水の買占めがあったり、流通のストップで材料が手に入らず
一部の商品が作れなくなった時期もありました。
ですが、そんな事は大した事ではなく、できる範囲で精一杯することが大事、と
自分に言い聞かせていました。
流通が落ち着いた後は材料値上げの嵐になりました。
そんな中で「カトルフィーユ」という小さなお店の弱さを痛感しつつ、
自分達の意思の強さも実感できました。
常連のお客様から「こんな時こそ日々食べることのありがたさを感じて
きちんと作られた美味しいものを食べたいから」と言って頂いて
自分達はパンを作り続けていてもいいんだ、、と感じられました。
大切な人やお客様から「2周年おめでとう」と言って貰えて
パンをいつものように抱えて帰って貰えて
「いらっしゃいませ。」と「ありがとうございました。」を
何百回も言えることのありがたさをかみ締めています。
そんな日々が続きますように。
何周年と祝う必要のない当たり前に存在するお店になりますように。
背伸びせず、カトルフィーユなりのペースで
「きちんと、きちんと、ゆっくりと」成長していけたらと思います。
どうぞこれからもよろしくお願い致します。
・・エコバックをお買い上げ頂いたお客様、
プレゼントで受け取って頂いたお客様、当店のエコバックの
売上は全額を東日本大震災の義援金として寄付させて頂きます。
お使いになる際、助け合いの気持ちを思い出しながら
ご愛用いただけると幸いです。
カトルフィーユ 長谷川 尚弘・ぱんだ