遠くから聞こえる「石焼~き芋~♪」のアナウンスにふらふらっと外に
出てしまいそうになっているぱんだです。
今日はシェフと「サービスとは・・」というテーマで話し合っていたのですが
シェフの言ったことが、前からブログでいつか紹介しようと思っていたことだったので
良い機会だと思って書きます。
「僕が出来るお客さんへのサービスは、美味しいパンをつくることよりも
衛生管理こそが最大のサービスだと思って日々掃除に励んでいる。」
パン屋が美味しいパンをつくるのは当たり前というところから始まって
お客様に長く信頼してもらうお店を作るには、「衛生管理」は絶対必要だと
お店を始める前にシェフに教えられました。
私の掃除の仕方は主婦レベル、お店をやるならプロの掃除をしろ、と。
そして日々掃除をするシェフの徹底振りに驚きました。
いつでもどこでも磨いて磨いて毎日ピカピカです。
1人でずーっと磨いています。
どんなに仕事が忙しくてもきっちり自分で決めたルールを守っています。
お店を始めて2年と少し、、毎日この光景を見ている私は「シェフはすごい」と
認めざるを得ません。なんだか悔しいですがほんとにすごい。
年末の大掃除も「どこを掃除するの?」というくらいもとから綺麗な厨房を
さらにさらに隅々細々ねちねち(←言いすぎ?)掃除していました。
驚いたのは、年末の御節のパンを徹夜で作った後に少し仮眠してからすぐに
大掃除にとりかかったんです、シェフ。
普通の人なら1日ゆっくり休んでから。という所なのに
「掃除をしないと気がすまない!年を越せない!」と言うかのように
家をさーっと出て行きました。どんだけー。
おかげで紅白歌合戦は始まりから終わりまでソファーで寝ていて見ていません。
でもベットで寝ないことが大晦日気分を味わったことになるそうです>シェフ談
今年も磨いて磨いて、パンつくりの腕も磨かれるであろうシェフ尚弘に
ご期待ください。
私も負けずにお店を磨きます!
・・・・昨年末の床磨きに夢中になりすぎて腰を痛めた可能性もあり。。とほほ。
シェフの一言:照れるべさ。
ぱんだの一言:たまには褒めてみる。